2014年12月7日、米誌?フォーブスのウェブサイトによると、マカオのカジノが深刻な不況にあえいでいる。9日付で環(huán)球時報が伝えた。

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カジノの“聖地”ラスベガスを擁する米ネバダ州のゲーミング管理局がまとめた統(tǒng)計によると、同州のカジノ業(yè)収益は4．3％減少し、ラスベガスも5．6％減少している。シンガポールのカジノも客足はまばらだがマカオはどこよりも深刻な狀況に陥っているという。

10月、マカオのカジノ業(yè)収益は前年比23．2％減少し、過去最大の下げ幅を記録。11月も19．6％落ち込むなど、6カ月連続で収益を下げ続けている。12月には中國の指導(dǎo)者がマカオ返還15周年を祝うため現(xiàn)地を訪れることになっているが業(yè)績回復(fù)の好材料にはならず、好転することもないと予想されている。

マカオのカジノの業(yè)績悪化の背景には、中國政府が進めている“反腐敗キャンペーン”があると見られている。中國政府がマカオへの通行証や、中國で普及しているデビットカード「銀聯(lián)カード」の使用に制限を強めたことで中國本土客が減少したと見られている。また、カジノ內(nèi)での喫煙禁止といった新たな規(guī)制、香港のデモなども影響している可能性があると、専門家は指摘している。（翻訳?編集/岡田）