ビンテージ白酒（パイチュウ）、ウソまみれの実態(tài)を業(yè)者が暴露―人民網(wǎng)

2007年7月20日、人民日報のウェブサイト「人民網(wǎng)」が報道したところによると、茅臺（マオタイ）酒や五糧液に代表される白酒（パイチュウ）は、高値で取引されるビンテージ酒に調(diào)合によるニセモノが橫行しているという。先ごろ広東省で行われた酒博覧會に出展していた酒造業(yè)者がメディアに暴露した話として伝えた。

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この酒造業(yè)者は、四川省で白酒を醸造している中小企業(yè)。年間6千tを某大手酒造會社に卸売りしている。自社ブランドを販売しても儲からない中小業(yè)者は、生き殘るためには大手に格安で卸して経営を維持するしかないという。

大手メーカーは酒の味を調(diào)整するブレンダーを置き、複數(shù)の中小業(yè)者から“桶買い”した酒を調(diào)合して瓶詰めし、大手ブランドのラベルを貼って出荷している。中には20年、30年物のビンテージ酒に化け、1本數(shù)千円、數(shù)萬円の高値で販売されている例もあるらしい。このからくりが成功するかどうかは、ひとえに調(diào)合するブレンダーの舌にかかっているという。

前出の業(yè)者は「年代物かどうか、飲んだ人間にわかるわけでなし、機(jī)械でも製造日は検出不能。ラベルは好き勝手に貼りたい放題だ。百歩譲って中小のメーカーから本物のビンテージ酒を買い集めて販売しているとしても、市場に出回っているビンテージ酒があまりに多すぎて不自然」と話す。

メディアが取り上げたニュースが発端となり、メーカーへの立ち入り調(diào)査が始まるケースが多い中國の食品業(yè)界。消費者を欺くインチキ白酒に調(diào)査のメスが入る日も近いかもしれない。（翻訳?編集/WF）