2014年12月16日、將來は外國で暮らしたいという人にとって、他國の永住権もしくは國籍を取得するのは良い方法だ。しかし、一部の國は移民に対して高い條件を設(shè)けており、その國の國民と結(jié)婚するか、祖先がその國の國民でない限り、國籍取得がかなり難しくなっている。米國のあるメディアはこのほど、國籍取得が難しい世界の5カ國を発表した。アルファベット順に並べると、オーストリア、ドイツ、日本、スイス、米國の順となる。広州日報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

▽オーストリア：15?30年

EU諸國の多くは厳しい移民法を?qū)g施しているが、オーストリア國民になるための手続きには最も時(shí)間がかかる。まず、オーストリアに2年以上滯在し、「ドイツ語能力を高め、オーストリアの社會(huì)、経済、文化生活に溶け込む」とする「合意書」にサインしなければならない。

すでに永住権を持つ人がオーストリア國籍を取得するには、オーストリアに継続して15-30年間滯在している必要がある。しかも、オーストリアは2重國籍を認(rèn)めていない。

▽ドイツ：8年以上

EU加盟國以外の國民がドイツの永住権を手にするのは簡単ではない。その他の國の國民は、ドイツに5年以上滯在し、ドイツ語だけでなく、政治?社會(huì)面でも相當(dāng)の適応力を持っている必要があるほか、申請者はドイツで仕事をし、生計(jì)を立てられることを証明しなければならない。ドイツ國籍を取得したければ、8年（ドイツ語能力検定試験の合格者は7年）以上の滯在歴が必要だ。ドイツも2重國籍を認(rèn)めていない。

▽日本：10年以上

日本では、國籍より永住権取得の方が必要な在留年數(shù)が長い。永住権を取得するには日本に10年以上滯在する必要がある。

日本國籍を取得するには、まず日本に5年滯在し、その後法務(wù)大臣の許可を獲得し、さらに書類審査を受ける必要がある。一連のプロセスには6カ月から1年かかるとされているが、実際は數(shù)年間かかることもある。日本も2重國籍を認(rèn)めていない。

▽スイス：10年以上

スイスの永住権を取得するには、スイスに継続して10年以上滯在する必要がある（EU加盟國の國民以外）。スイスへの永住権申請資格がある人は、國籍取得も申請できるが、申請者はすでにスイス社會(huì)に溶け込んだことを示す資料を提出しなければならない。また、スイスでは州や市ごとに國籍に関して異なる規(guī)定が設(shè)けられている。スイスは2重國籍を認(rèn)めている。

▽米國：5年以上

米國は移民國家と言われるが、2000年以降、特に対テロ戦爭が始まってからというもの、米國の永住権や國籍を取得するのは難しくなった。家族が米國人、もしくは米國で仕事をしている人でなければ、永住権を獲得するのは難しい。

米國では、5年滯在すれば國籍取得の申請ができる。書類を提出するほか、米國の知識に関するテストと英語のテストに合格しなければならない。米國は2重國籍を認(rèn)めている。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/SN?編集/武藤）