2014年12月16日、中國の掲示板サイトに、「みんなの知らない日本の対中ODA」というスレッドが立てられた。

【その他の寫真】

スレ主は、「日本による対中ODAには、円借款と無資金協(xié)力、技術(shù)協(xié)力の3種類がある。そのうち円借款が最も規(guī)模が大きく、1979年から2004年までで総額3兆1000億円に達(dá)し、中國が外國から受けた援助の約半分を占める。低利の円借款は、かつて中國國內(nèi)の大型インフラ整備に用いられ、中國の経済発展を支える基盤となった」と紹介した。

スレ主はまた、「2008年に円借款は中止となったが、GDPで日本を超えた今でも技術(shù)協(xié)力は続いている」とも伝えている。これに対して中國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられたが、感謝するコメントはほとんどなかった。

「日本は中國に恩があるからな。（ODAという形で）恩を返すのは當(dāng)然だろ」

「（日本が）こんな小銭くらい出すのは當(dāng)然のことだ。その何十倍もの損失を中國に直接もたらしたんだ。しかもこの援助はタダではないのだぞ」

「ODAの制限事項(xiàng)についてはなぜ觸れないのだ？日本の設(shè)備とサービスしか購入できないのだから、実質(zhì)的には日本による投資と同じだ。それを偉そうに円借款などと言うのか」

「商売の手段だよな。お金を稼げる上に名前も売れる。こう考えたら日本を恨まずに感謝するのは見當(dāng)違いもいいところだ」

「まず、借りた金は返さないわけではない。それにどんなに低利と言ってもそれは借款だ。しかも日本製品しか購入できないなら商売と同じだ」

「日本は戦爭の賠償金をまだ払っていないだろ！それに3000萬人（※中國が主張する日中戦爭での犠牲者）の命を返してもいないぞ！」（翻訳?編集/山中）