中國シンクロ新コーチにまたも日本人が就任=「金メダルを目指し指導(dǎo)」―中國紙

Record China    2014年12月17日(水) 19時11分

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17日、井村雅代氏に率いられたシンクロ中國代表チームは、ロンドン五輪で銀メダルに輝いた。そして今回、井村氏に続き中國代表チームのコーチとして日本から招かれた藤木麻祐子氏は、中國シンクロチームをさらにレベルアップさせようと決心を固めている。

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2014年12月17日、井村雅代氏に率いられたシンクロ中國代表チームは、ロンドン五輪で銀メダルに輝いた。そして今回、井村氏に続き中國代表チームのコーチとして日本から招かれた藤木麻祐子氏は、中國シンクロチームをさらにレベルアップさせようと決心を固めている。法制晩報が伝えた。

その他の寫真

今月15日、北京英東屋內(nèi)プールで開催されていたFINAシンクロワールドトロフィ2014が閉幕した。今シーズン、中國代表チームは、仁川アジア大會とワールドカップという2大國際大會に連続して出場したため、今大會に向けたフォーメーション練習(xí)のための時間が取れなかった。そのため大會には、2013年全運會(全國體育大會)フリー?ルーティンで優(yōu)勝した北京チームが參加した。北京チームは周囲の期待に応え、金メダル4個を獲得、総合優(yōu)勝に輝いた。

中國代表チームの信任コーチである藤木氏は、今大會の擔(dān)當(dāng)コーチではなかったが、集中トレーニングに勵む代表メンバー達(dá)と共に、試合を見守った。藤木氏も井村氏も日本人ではあるが、歐米で長期間コーチを務(wù)めてきた藤木氏は、確固たる獨自の理念を持っている。藤木氏は記者に対し、「シンクロに求められるのは単に美しさだけではない。強(qiáng)靭な身體も必要だ」と語った。

▼藤木麻祐子氏インタビュー

――中國でコーチになった理由は?

中國のコーチになると決心する前に、中國側(cè)の関係者やコーチと話をした。その時、彼らが求めていることが、私のやりたいことと一致すると感じた。それまでずっと、私は中國チームに注目していた。中國チームのために、私に何かできるのではないかと感じ、チームをより強(qiáng)くしたいと思った。

――かつて中國代表チームを率いた井村雅代氏も日本人だが、あなたと井村氏のコーチ方法には、どのような違いがあるのか?

トップレベルのチームを率いるコーチはすべて、ユニークな面を持っている。井村先生は大変伝統(tǒng)的な、技術(shù)を主眼に置くコーチだ。私も日本人だが、早くに日本を離れ、歐米に出た。私は、選手たちに技術(shù)面で特に厳しいことは言うタイプではないが、決して選手に対する要求が低いという訳ではない。

――2012年ロンドン五輪で、中國代表チームは昔からのライバルであるスペインを抑え、貴重な銀メダル2個を手中に収めた。中國チームをさらに高みに進(jìn)ませる自信は?

もちろん自信はある。オリンピックに出るからには當(dāng)然、金メダルを目指す。それに中國チームはすでに世界第2位の実力を持つチーム。たとえ今、世界第4位であっても、金を目指していく。我々が毎日練習(xí)に勵む目標(biāo)は、金メダル以外にない。

――來年、ロシアで世界水泳選手権が開催される。この大會についてどのように考えているか?

來年の世界水泳選手権は、困難を伴う大會となるだろう。開催地のロシア?カザンは、ロシアチームの本拠地だ。だが、我々中國チームは、ロシアチームに緊張感をもたらし、中國チームを決して侮るべきではないと感じさせたい。これが中國チームの戦略の第一歩となる。

▽ 藤木麻祐子氏プロフィール

元日本代表チームメンバー。1996年アトランタオリンピックに出場?,F(xiàn)役引退後、米國チームのコーチに就任。その後、スペインチームのコーチを7年間務(wù)めた。北京五輪の後、米國チームのコーチに戻り、ロンドン五輪出場を率いた。ロンドン五輪後再びスペインチームのコーチとなったが、間もなくして中國チームのコーチの道を選んだ。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/武藤)

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