2014年12月17日、新京報によると、中國商務(wù)部の沈丹陽（シェン?ダンヤン）報道官は16日の定例記者會見で、同部は現(xiàn)在、広東省、天津市、福建省と協(xié)力して、同3地に貿(mào)易や投資などの規(guī)制を緩和する自由貿(mào)易試験區(qū)を設(shè)置する計畫を進めていることを明らかにした。上海の自由貿(mào)易試験區(qū)を主體とし、各地の特徴を生かす計畫にする考えだという。実現(xiàn)すれば、中國の自由貿(mào)易試験區(qū)は計4カ所になる。

【その他の寫真】

中國國務(wù)院は12日に常務(wù)會議を開催し、上海自由貿(mào)易試験區(qū)の経験を共有する業(yè)務(wù)計畫を行い、対外開放をさらに進める姿勢を示した。同會議では、改革開放をさらに進めるための新たなエネルギーを注ぎ込むべく、既存の新區(qū)、園區(qū)をベースに、広東省、天津市、福建省に自由貿(mào)易試験區(qū)を設(shè)置することが決まった。

沈報道官によると、同3地は現(xiàn)在、自由貿(mào)易試験區(qū)設(shè)置の計畫を進めており、上海自由貿(mào)易試験區(qū)の內(nèi)容を主體に、各地の特徴や産業(yè)の基礎(chǔ)と結(jié)び合わせ、その內(nèi)容をさらに充実させたい考えだ。

天津自由貿(mào)易試験區(qū)では、中韓自由貿(mào)易協(xié)定(FTA)を基に、韓國との投資や貿(mào)易が加速することが期待されている。早ければ2カ月後に計畫が実施される。一方、広東省自由貿(mào)易區(qū)は、広州市南沙區(qū)、深セン前海地區(qū)、珠海市橫琴経済開発區(qū)の3カ所を基礎(chǔ)に、香港やマカオとの連攜も進める。

15日に開催された汎珠江デルタ地帯(福建、広東、広西、貴州、海南、湖南、江西、四川 、雲(yún)南、香港、マカオ)の省都都市市長が集うフォーラムで、広州市の陳建華（チェン?ジエンホア）市長は、「広東自由貿(mào)易試験區(qū)の関連のプランが數(shù)日後に発表される」と明らかにした。

今年初め、福建省の福州市、アモイ、平潭県の3地は共同で福建自由貿(mào)易試験區(qū)の設(shè)置を申請した。福建自由貿(mào)易試験區(qū)は、上海自由貿(mào)易區(qū)の経験に、自身の特徴を加える計畫だ。同試験區(qū)は、アモイや平潭権などの地と協(xié)力し、主に臺灣との経済交流拠點として発展させたい考えだ。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KN?編集/武藤）