2014年12月15日、中國(guó)経済網(wǎng)は上海大學(xué)の朱學(xué)勤（ジュー?シュエチン）教授の署名記事「私たちはいかにして南京大虐殺を追悼すべきか？」を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

多くの人々が犠牲になった南京大虐殺。若い中國(guó)人であれ、祖父母の世代から戦爭(zhēng)の記憶を聞かされている。私たち中國(guó)人は追悼するに足る十分な理由を持っている。しかし南京大虐殺という大事件に対し、世界はしかるべき敬意を払っていないようだ。それはなぜだろうか？

第一の原因は「適當(dāng)な數(shù)字」だ。中國(guó)は犠牲者數(shù)を30萬(wàn)人と主張しているが、具體的な數(shù)字ではなく概念にすぎない。こんなあいまいな數(shù)字で世界の人々を納得させることはできないだろう。

第二の原因は「価値観の混亂」。中國(guó)は政治の風(fēng)向きによって態(tài)度ががらりと変わってしまう。今は大々的に行われている南京大虐殺の追悼だが、かつては政治的な狙いから黙殺され、一般市民が聲を上げることは許されていなかった。ころころ態(tài)度を変えているようでは世界の人々に尊重されるはずもない。

第三の原因は「制度の遅れ」だ。中國(guó)人がしばしば忘卻していることだが、戦後日本は民主主義國(guó)家だ。例えば教科書(shū)問(wèn)題でも日本政府は検定制度があるとはいえ、教科書(shū)の內(nèi)容を押し付ける絶対的な権力すら有していない。これを理解しない中國(guó)のネトウヨたちは日本全體の問(wèn)題だとばかりに罵倒する。だが振り返ってわが身を見(jiàn)ればどうだろうか?！肝幕蟾锩┪镳^」を作るべきとの意見(jiàn)は根強(qiáng)いが一切顧みられることはない。こんな狀況で世界の人々に認(rèn)められるだろうか。（翻訳?編集/KT）