景気過熱に黃信號？6月の北京市CPIは食品6．1％の急上昇、インフレ懸念高まる―中國

2007年7月23日、中國國家統(tǒng)計(jì)局北京調(diào)査総隊(duì)は6月の北京の消費(fèi)者物価指數(shù)（CPI）を発表した。食品価格が6．1％と大幅な上昇を見せた。特に食肉価格?卵価格は30％近い急激な値上がりとなった。

食料品以外は、交通?通信費(fèi)用が5．8％の下落、娯楽教育文化費(fèi)用が1．9％の下落、醫(yī)療保険費(fèi)用、住居設(shè)備?修理費(fèi)もやや下落と全般的に安定している。そのなかで食料品価格の上昇は突出している。食品値上がりは低所得者の懐を直撃するだけに、當(dāng)局の対応が注目される。

また全國的にはCPIは4．4％と極めて高い伸びを見せており、インフレが懸念されている。20日、中國の中央銀行である人民銀行は今年3回目となる利上げに踏み切り、貯金利息にかける稅金を大幅に削減することを発表するなど相次いで引き締め策を発表した。しかし小幅な利上げでは不十分との指摘が相継ぎ、景気過熱の継続を予測する聲が多いようだ。（翻訳?編集/KT）