2014年12月19日、環(huán)球時(shí)報(bào)は中國在住の日本人研究者の話として、「日本國內(nèi)の嫌中感情をなくすには、中國の政治體制やイデオロギーに対する誤解を解くことから始めなければならない」と報(bào)じた。

【その他の寫真】

この研究者は「共産黨と社會(huì)主義國に対する日本人の偏見は消えていない。共産黨が政策を行う上で民主主義を重視しないと考えるのは理解が淺い。中國を北朝鮮と同一視する向きもある」とし、「社會(huì)主義は統(tǒng)一化されたものではなく、現(xiàn)代中國は獨(dú)自の社會(huì)主義理論を構(gòu)築するなど多様化している。國際社會(huì)が平和と発展の時(shí)代を進(jìn)む中、中國も時(shí)代の流れに従ってきた」と指摘。

その上で、誤解の解消や日中関係の改善に向け「偏見の目で中國を見るべきではない」「“売國奴”や“中國のイヌ”などと非難するのではなく、少數(shù)派の客観的な意見も許容すべきだ」などと主張した。

この記事について、中國のネット上にはさまざまな聲が寄せられている。

「（中國が）民主主義を重視しないというのは紛れもない事実だ。生まれてこの方、投票用紙なんて見たことがない」

「共産黨イコール非民主主義ではない。中國がそうだというだけ。中國はマルクスに恥をかかせた」

「中國を北朝鮮と同一視するのは、日本だけじゃない」

「中國は北朝鮮よりちょっとばかりマシだというにすぎない」

「中國人の関心は金もうけだけ。民主政治、選挙、三権分立、言論の自由なんて二の次」（翻訳?編集/NY）