2014年はソチ五輪、ブラジルW杯、仁川アジア大會(huì)など、多くの國際的なスポーツ大會(huì)が注目された年だった。その中から、日本、中國、韓國に関わる出來事を振り返る。13件目は仁川アジア大會(huì)のバドミントン會(huì)場の空調(diào)操作疑惑。

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9月21日、中國メディア?騰訊體育は、韓國?仁川アジア大會(huì)のバドミントン會(huì)場で、韓國選手に有利となるよう空調(diào)が意図的に操作された疑いがあると報(bào)じた。會(huì)場の桂陽體育館をめぐっては、大會(huì)前の練習(xí)段階から、風(fēng)や照明について各國選手から不満の聲が上がっていた。

競技初日、中國チームの試合は夜に組まれていたが、午後に試合をした他國の選手から「會(huì)場の空調(diào)が、韓國チームの試合になると突然切られた」などの指摘があった。21日も同様の狀況が起きた。ライン際の判斷を2度もミスした中國人選手は「後ろから吹いていた風(fēng)が向かい風(fēng)に変わったのがはっきりと分かった」と話した。

男子団體準(zhǔn)々決勝の日韓戦、第1試合のシングルスで、日本の田児賢一が第1ゲームを奪うと、無風(fēng)だった會(huì)場に空調(diào)が入り、韓國選手が第2、第3ゲームを連取し逆転勝ちした。 田児とコーチは空調(diào)をめぐり審判に抗議したが、取り合ってもらえず。日本のネット上にはシャトルが風(fēng)で押し戻される証拠畫像が出回り、ネットユーザーからは「科學(xué)的に説明がつかない」と批判の聲があがった。

この問題について大會(huì)組織委員會(huì)は「20日に電気の使い過ぎで停電になったことを受け、試合當(dāng)日は節(jié)電のために空調(diào)を入れたり切ったりしていたため」と説明している。しかし、中國の海信空調(diào)研究開発センターの趙（ジャオ）主任は「空調(diào)のスイッチのオンオフで節(jié)電するのは間違い。そんなことをすれば消費(fèi)電力は間違いなく増加する」と指摘している。（編集/北田）