<寫真特集>米誌「タイム」が絶賛する中國人カメラマンは地方の水道検針員!その作品とは?(3/3)

劉濤   2016年11月5日(土) 14時50分

中國安徽省合肥市に街の1シーンを撮り続ける33歳のカメラマンがいる。彼の名は劉濤。世界の寫真界が注目する人物だが、彼に大それた肩書はない。水道局の検針員として日々、街中を歩き回っている。

中國安徽省合肥市で水道局の検針員として働く劉濤(リウ?タオ)。33歳の彼は、米誌「タイム」に取り上げられるほどのカメラマンでもある。

上海の武裝警察で勤務(wù)した後、検針員に転身した劉だが、撮影技術(shù)を?qū)Wんだ経験は1日もない。しかし、作品に対する評価は高く、フランスの名高い畫廊から「版権を売ってほしい」と驚くような値を提示されたことも。彼が尊敬しているのは日本人カメラマンの森山大道氏だ。同氏のことを「市井の人を知り盡くしている寫真家」と語る。劉の目標(biāo)は「森山氏の足跡をたどりながら、獨自の作品を殘すこと」だ。(編集/野谷

●劉濤(リウ?タオ)

中國安徽省出身の33歳。水道局の検針員として働きながら、街で見つけた「偶然」にカメラを向ける毎日を過ごす。その作品は米誌「タイム」が取り上げるほど。日本人カメラマンの森山大道氏を尊敬している。

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