臺(tái)灣撮影學(xué)會(huì)に所屬する周李隆徳（ジョウリーロンダー）は、ツアー客を連れて中國(guó)の大自然の中に何度も足を踏み入れている人物だ。そんな彼が、都市化とはかけ離れた中國(guó)の山村風(fēng)景をカメラに収めている。

チベット?ガリ地區(qū)の無(wú)人地帯にエベレスト、そしてグゲ王國(guó)の遺跡―。周李隆徳は臺(tái)灣のツアー客とともに10年間でエベレストを15回、チベットを20回以上訪れている。ウインドブレーカーにサングラスという服裝、がっしりとした體つきは年齢を全く感じさせない若々しさだ。

若い頃に蔣経國(guó)の邸宅で警備を務(wù)めたという特殊な経歴の持ち主でもある彼が大きな決意をしたのは40歳を過(guò)ぎた頃のこと。順調(diào)だった商売から身を引き、民間の中華捜救総隊(duì)のメンバーとして山岳救助、水難救助などの任務(wù)に當(dāng)たった。報(bào)酬はゼロだったが、チームには10年間にわたって在籍。さらに54歳の時(shí)にガイドという職業(yè)に関心を持ち、そこからあっという間に次の10年間が過(guò)ぎた。チベットから伸びる主要道路には周李隆徳の足跡がしっかりと刻み込まれている。（編集/野谷）

●周李隆徳（ジョウリーロンダー）

1948年、臺(tái)灣臺(tái)北市に生まれる。カメラマンとしてのキャリアは約15年。臺(tái)北撮影學(xué)會(huì)、臺(tái)灣撮影學(xué)會(huì)に所屬。若い頃に蔣経國(guó)の邸宅で警備の任に就いたこともある。