＜寫真特集＞中國人を感動させた鎌倉のアジサイ、「ただ心殘りは…」
呂厳 2017年6月17日(土) 15時(shí)10分
中國出身の呂厳がアジサイで知られる神奈川県鎌倉市を訪れ、現(xiàn)地の風(fēng)景をカメラに収めた。
中國出身の呂厳（リュー?イエン）がアジサイで知られる神奈川県鎌倉市を訪れ、現(xiàn)地の風(fēng)景をカメラに収めた。
呂が鎌倉を知ったのは、小津安二郎監(jiān)督の映畫がきっかけだったという。このことを本人は「『晩春』や『麥秋』などの作品にたびたび登場する鎌倉を何度も訪れたいと思っていました。友人が教えてくれた一番良い時(shí)期がアジサイの咲く6月だったのです」と語る。今回の鎌倉訪問は関東の梅雨入りが発表される前の週末。至る所に赤や青、紫のアジサイが咲いていて、特に明月院を中心としたエリアに一番感動させられたそうだ。ただ、前に進(jìn)むだけで精一杯というほどの人出で、じっくりとカメラを向ける余裕はなかったとのこと。本人は「次回は平日、できれば少し雨が降っている日にもう一度訪れてみたい」とも話している。
なお、中國にもアジサイはあるが、呂の上海の知人は鎌倉のアジサイの鮮やかな色合いに驚きの聲を上げたという。この時(shí)期に日本を訪れた中國人観光客は各地に咲くアジサイにも心を奪われているのかもしれない。（編集/野谷）
●呂厳（リュー?イエン）
4人家族の長男として文化大革命終了直前の中國江蘇省に生まれる。大學(xué)卒業(yè)まで日本と全く縁のない生活を過ごす。23歳の時(shí)に急な事情で來日し、日本の大學(xué)院を出たあと、そのまま日本企業(yè)に就職。メインはコンサルティング業(yè)だが、さまざまな業(yè)者の中國事業(yè)展開のコーディネートも行っている。1年のうち半分は中國に滯在するほど、日本と中國を行き來している。興味は映畫鑑賞。好きな日本映畫は小津安二郎監(jiān)督の『晩春』、今村昌平監(jiān)督の『楢山節(jié)考』など。
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