中谷幸司 2018年10月20日(土) 16時30分
「子どもの頃から好きだった東京の超高層ビル群を生で見て寫真を撮ろうと思い立った」。こう話すのは、札幌市出身の中谷幸司だ。
中谷は今月、寫真集「超高層ビビル5韓國編」(パブリブ)を発表した。各ページを飾るのはソウル、仁川、釜山を中心とする超高層ビル、タワーマンションだ。
刊行に當(dāng)たって現(xiàn)地を3回訪れたという中谷は、「最近の超高層ビルは高さも棟數(shù)も中國が先に行っていて、韓國の建物が日本で注目されることはほとんどない。仁川、釜山が近未來都市のような光景になっていることもあまり知られておらず、超高層ビルマニアの自分自身も韓國に撮りに行こうと調(diào)べるまではロッテワールドタワー以外の建物をほぼ知らなかった」と振り返る。寫真集にはメジャーな建物から、「日本人観光客でこれを撮りに來たのは自分が初めてでは?」と思えるマイナーな建物まで収めたそうだ。
寫真集に込めた願いについて、中谷は「韓國の超高層ビルの面白さや格好良さが少しでも伝わればうれしい」と語った。(編集/野谷)
●中谷幸司
1977年、北海道?札幌生まれ。子どもの頃から好きだった東京の超高層ビル群を生で見た時、寫真を撮ろうと思い立った。日本全國の超高層ビルを撮り歩いているうちに、海外にも行くように。普段はプログラマーとして仕事をしているが、週末は超高層ビルにシャッターを向ける日々を送っている。
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