東武日光駅で湯元溫泉行きの東武バスに乗り、50分ほどして「三本松」停留所で下車すると戦場ヶ原にたどり著く。ここから自然の小道に沿って小田代ヶ原まで歩くと多彩な濕原の風(fēng)景を眺めることができる。沿道にはフェンスがあり、これはクマの進(jìn)入を防ぐためのものだ。

小田代ヶ原の草原は赤く色付き、今が最も美しい季節(jié)だ。色彩が豊かで、その中を散策することは比べようがないくらい楽しい。中國のネットで調(diào)べてみたところここに関する資料は多くなく、恐らく人々は日光東照宮により関心を持っているのだろう。

帰りは中禪寺湖を経由し、わざわざ下車して湯葉そばを味わった。コロナ前、ここは大勢の観光客でにぎわっていたことだろう。今は人もまばらで、店主も人々も所在なげだ。以前のようなにぎわいを1日も早く取り戻せるようにと願(yuàn)っていることだろう。（編集/野谷）

●任書剣（にん?しょけん）

中國南京大學(xué)でマスメディアについて學(xué)ぶ。その後、日本に留學(xué)し2003年に日本映畫學(xué)校を卒業(yè)。2008年には日本大學(xué)大學(xué)院で蕓術(shù)學(xué)博士號(hào)を取得した。これまでドキュメンタリー映畫を中心に制作し、2003年よりドキュメンタリー、報(bào)道などテレビ番組の制作に多く攜わる。