今年の國慶節(jié)に合わせて公開される予定の映畫「我和我的父輩」（私と私の父の世代）のワンシーンに「非現(xiàn)実的だ」との指摘が出たことについて、監(jiān)督?主演を務(wù)めるアクション俳優(yōu)のウー?ジン（呉京）が説明した。中國メディアの観察者網(wǎng)が伝えた。

同作は四つの物語を一つにまとめたオムニバス映畫で、ウー?ジン、チャン?ツィイー（章子怡）、シュー?ジェン（徐崢）、シェン?タン（沈騰）の4人がそれぞれ監(jiān)督と主演を務(wù)める。今回指摘されたのはウー?ジン監(jiān)督の「乗風(fēng)」のワンシーンだ。

26日に北京で行われた特別上映後の會見で、観客から「兵士が小銃で飛行機(jī)を撃ち落とす」シーンに疑問を投げ掛ける聲が出た。これについてウー?ジンは「実は予告編が公開された時にこのシーンについて『抗日神劇』（あり得ない描寫があることを皮肉る言葉）だと問題視された。しかし、私と撮影チームは専門家に証言を求め、多くの歴史映像を見てきた。映畫の中で描いたのは真実の歴史を翻案したものだ」と述べた。

その上で、「実はこのシーンの撮影の時に私たちはプレッシャーでドキドキした?！荷癀丧楗蕖护韦瑜Δ摔胜盲皮筏蓼Δ韦扦悉胜い刃呐浃筏?。しかし、私たちはあらゆる資料を収集した?？谷諔闋帟r代、八路軍と新四軍（いずれも中國共産黨軍）は小型武器で敵の飛行機(jī)を14機(jī)撃墜した。飛行機(jī)を爆撃目標(biāo)から遠(yuǎn)ざけ、爆弾を投下させないようにするための戦術(shù)だった」と説明した。

さらに、「14機(jī)もの飛行機(jī)を撃ち落とすことができた。そこには、中國人の知恵が詰まっていた。だから私は勇気をもって踏み出したのだ。（銃で飛行機(jī)を撃ち落とすことが）実際にできるかどうかは分からないが、われらが八路軍の知恵と勇気を表現(xiàn)できればと思った。信じるかどうかは観客の判斷に任せたい」と語った。

ネットユーザーからは「やったこともないのに當(dāng)然のように無理だというやつがいる」「ウー?ジン、俺は信じるぞ！」「世界には小銃で飛行機(jī)を撃ち落としたとの記録がたくさんある」「當(dāng)時戦闘機(jī)は地面を掃射するために低く飛んでいた。あり得る」などのコメントが寄せられ高評価を集めており、現(xiàn)実的ではないと指摘する聲には低評価が殺到している。（翻訳?編集/北田）