2016年12月9日、韓國の樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)の弾劾訴追案が國會で可決され、韓國メディアが一斉に速報で伝えた。

野黨3黨が3日発議した樸大統(tǒng)領(lǐng)に対する弾劾訴追案の採決がこの日國會本會議で行われ、在籍議員300人中299人の投票の結(jié)果、賛成234、反対56、無効7、棄権2で可決した。同案は定數(shù)300のうち3分の2以上の賛成で可決するが、賛成は可決に必要な200を大きく超える結(jié)果となった。

採決はこの日午後3時20分から無記名方式で行われた。途中、與黨セヌリ黨の議員3人が遅刻入場、3人が途中退席?再入場するなどの出入りはあったが結(jié)局299人が投票、樸大統(tǒng)領(lǐng)に近い「親樸派」のトップである崔ギョン煥（チェ?ギョンファン）議員は投票に參加しなかった。

樸大統(tǒng)領(lǐng)は國會の弾劾訴追案議決書寫しを受け取った瞬間から、國家元首?行政の長としての権限を行使できなくなる。以降、大統(tǒng)領(lǐng)の職務(wù)は黃教安（ファン?ギョアン）首相が代行する。また、憲法裁判所は弾劾訴追案議決書正本を受け取り、弾劾審判の手続きに入る。憲法裁での弾劾審判は最長で6カ月（180日間）と定められており、樸大統(tǒng)領(lǐng)の職務(wù)停止期間は最長で來年6月6日までとなる。

樸大統(tǒng)領(lǐng)自身も韓國國民も固唾をのんで見守ったであろう採決の結(jié)果がついに出た。採決直前の調(diào)査で國民の8割以上が「弾劾に賛成」との結(jié)果が出ていた通り、可決の報にはネットユーザーから歓喜の聲が相次いでいる。

このうち京郷新聞の速報は配信から1時間足らずで2萬件近いコメントを集め「歴史的瞬間を目撃した」「大韓獨立萬歳！」「ついに！」「正義は勝つ」「胸がスカッとした！」「國民の勝利だ。誇らしい」「國民がろうそくでやり遂げた！」「涙が出る」「樸槿恵、バイバイ」「國旗を掲揚しよう」など、喜びを爆発させた聲が多數(shù)の共感を得ている。

また、「反対の56人の名前を公開しろ」「忘れないぞ！民族の敵の56人を」「これが終わりじゃない！憲法裁判所で正義ある結(jié)果が出てほしい」「皆さん、最後まで関心を持ち続けよう」といったコメントもあった。（翻訳?編集/吉金）