「レストランで食事をする」と「家で料理して食べる」は、これまで人々が選んできた最も主要な2種類の食事スタイルだった。だが、今では、「デリバリー」がその二極構(gòu)造を打ち破り、中國(guó)人にとって3番目の標(biāo)準(zhǔn)的な食事スタイルとなった。北京晨報(bào)が伝えた。

出前アプリ「Eleme」と第一財(cái)経商業(yè)データセンター（CBNData）は16日、「食事スタイルから味覚が分かる?2016年オンライン出前消費(fèi)ビッグデータに関する洞察」を共同で発表、中國(guó)人の味覚をめぐるここ數(shù)年の変化を取りまとめた。

報(bào)告データの一つは、現(xiàn)在の「デリバリー」の地位を顕示していた―2016年、出前の利用者の79％は、「毎週1回以上出前を利用する」としており、「毎週3回以上」は47％に上った。一般的に見(jiàn)て、都市部住民、特に「北漂（地方から北京に出てきて奮闘している若者）」族や「海漂（地方から上海に出てきて奮闘している若者）」族が料理をする回?cái)?shù)は、週3日以下だった。デリバリーはすでに家での料理を上回り、これらの人々にとって最も主要な食事スタイルの一つとなった。

「デリバリー」はもはや「緊急時(shí)」に講じる手段ではなくなった今、「よりおいしいものを食べる」ことが、出前利用者が求めるニーズとなった。2016年、「Eleme」ユーザーの客単価は約5分の1上昇した。消費(fèi)者に最も人気があるブランドレストランのランキングを見(jiàn)ると、ケンタッキーとマクドナルドの二大巨頭がトップ2を占めたほか、吉祥ワンタンなどの國(guó)際ブランドも人気が高い。

エリア別、男女別でも明らかな違いが見(jiàn)られた。北方の?。▍^(qū)?市）では、デリバリーの利用者は圧倒的に男性より女性が多かったが、南東沿岸部では、この傾向が逆転していた。このうち、新疆ウイグル自治區(qū)では女性利用者の割合が最も多く、広東省では男性利用者の割合が最高だった。

デリバリー消費(fèi)の主力軍として、ホワイトカラーの食事の実態(tài)が注目されている。2016年、北京中関村は、全國(guó)でもホワイトカラーによるデリバリー注文の割合が明らかに高く、デリバリーはプログラマーたちの胃袋の半分を支えるまでとなった。アモイ（廈門）明発広場(chǎng)周辺のサラリーマン族は、北京?上海?広州?深センをしのぎ、全國(guó)でデリバリー客単価が最も高いホワイトカラー集団となった。

オンライン飲食ブランド「焦耳ファストフード」の査虎所?副総裁は、「2016年、全國(guó)飲食業(yè)界の成長(zhǎng)率は10％だったが、オンライン飲食は300％増加した。來(lái)年度の発展は言うまでもない」とコメントした。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KM）