なぜ日本は外國人観光客を大歓迎しながら、在日外國人を差別するのか―華字紙編集長

Record China    2017年4月13日(木) 12時40分

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11日、中國のポータルサイト?今日頭條は、日本で暮らす外國人への差別がしばしば発生する理由に関する評論文を掲載した。資料寫真。

2017年4月11日、中國のポータルサイト?今日頭條は、日本で暮らす外國人への差別がしばしば発生する理由に関する評論文を掲載した。

筆者は、華字紙?日本新華僑報の編集長である蔣豊(ジアン?フォン)氏。蔣氏は、世界で日本旅行の人気が高まっている一方、日本國內における外國人への差別が數(shù)多く発生していると指摘。法務省が3月に発表した調査結果で、在日外國人の3割近くが「差別的な言論を受けたことがある」と回答したことなどを伝えた。

その上で、「必死に外國人観光客を呼び寄せてお金を集めようとする一方、外國人にノーを突き付けるという日本社會の二面性は、実は意外なものではない」とし、二面性が成り立つ背景について論じている。

まず、「資源が乏しいことによる排他的な文化が日本社會に深く影響しており、表面的には謙虛で禮儀正しいが、內心には弱肉強食の競爭心がなおも殘っている」とした。次に、「経済発展を遂げた日本社會や日本人は長きにわたり優(yōu)越感を抱いてきた」とし、「途上國に対して日本の基準を持ち出す日本人や日本の業(yè)界は多い。高圧的な心理はなかなか元には戻らない」と説明した。

さらに、「社會問題が山積して自らの生存や発展が危ぶまれる日本國內の狀況が、臺頭する外國との競爭や大量の外國人流入に対する警戒心や排他的な姿勢を抱かせており、それが差別となって表面化している」と分析。最後に「日本が積極的に國際化の看板を掲げたいのならば、在日外國人の生存環(huán)境改善から取り組み、『心の病』を徹底的に治さねばならない」と結んでいる。(翻訳?編集/川尻

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