2017年6月21日、環(huán)球時(shí)報(bào)は韓國(guó)?江原道が打ち出した中國(guó)人観光客向けのビザ緩和措置について、中國(guó)の旅行業(yè)界関係者から「高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）がもたらした“寒風(fēng)”はまだ過(guò)ぎ去っていない」との指摘が出たことを伝えた。

江原道政府は19日、3人以上の中國(guó)人団體観光客と平昌冬季五輪の入場(chǎng)チケットを持つ中國(guó)人観光客に対し、襄陽(yáng)國(guó)際空港から入國(guó)する際のノービザを認(rèn)める措置を発表した。期間は來(lái)月から來(lái)年4月末までで、滯在日數(shù)は最長(zhǎng)15日間。五輪開催地である江原道は中國(guó)人観光客の呼び込みを図ることで地元経済の活性化、五輪成功を目指したいようだ。

記事は「韓國(guó)では現(xiàn)在、済州島に船や航空機(jī)で直接來(lái)る中國(guó)人観光客に対してノービザが認(rèn)められている。また、ソウルの金浦國(guó)際空港での乗り換えを経て済州島に向かう中國(guó)人団體観光客もビザが免除される」などと伝え、江原道が新たな措置を打ち出すことで中國(guó)人観光客誘致に大きな期待を寄せていると指摘。ただ、その一方で北京のある旅行會(huì)社関係者は20日時(shí)點(diǎn)で「これまでのところ関連の通知を受け取っていない」とコメント、「韓國(guó)を訪れる客が少ないため、個(gè)人旅行者のビザ手配や団體ツアーの取り扱いといった業(yè)務(wù)は休止?fàn)顟B(tài)」などと語(yǔ)ったことを報(bào)じた。

記事によると、THAADをめぐる中韓関係について、韓國(guó)では「回復(fù)の兆しが見(jiàn)え始めた」「中國(guó)の反韓感情のピークは過(guò)ぎた」との指摘が出ているが、「最も困難な時(shí)期が過(guò)ぎたとは言え、韓國(guó)旅行ブームが再び始まると見(jiàn)るのは時(shí)期尚早」との聲も上がっているという。（翻訳?編集/野谷）