2017年7月12日、韓國(guó)?ファイナンシャルニュースは、村上春樹(shù)氏の7年ぶりの長(zhǎng)編小説『騎士団長(zhǎng)殺し』の韓國(guó)語(yǔ)版が韓國(guó)で発売され、一大ブームを巻き起こしていると伝えた。

韓國(guó)のインターネット書(shū)店「インターパーク図書(shū)」によると、6月30日に村上氏の最新作『騎士団長(zhǎng)殺し』韓國(guó)語(yǔ)版の予約販売を開(kāi)始したところ、すぐさまベストセラーにランクイン、6月第4週と7月第1週と2週間続けて販売數(shù)1位を記録した。最新作への注目の高まりに伴い、これまでの村上氏の代表作『1Q84』や『海辺のカフカ』『ノルウェイの森』『女のいない男たち』などの販売量も増え、ここ10日間の販売は直前の10日間に比べ47％増加した。

このブームについて韓國(guó)日?qǐng)?bào)は、韓國(guó)に「『春樹(shù)臺(tái)風(fēng)』が上陸」との見(jiàn)出しを打ち報(bào)じている。

毎年ノーベル文學(xué)賞の有力候補(bǔ)に挙げられる村上氏は、韓國(guó)にも「ハルキスト（村上氏のファンの通稱(chēng)）」を生み出している人気作家だ?！候T士団長(zhǎng)殺し』は7年ぶりの本格長(zhǎng)編とあって日本でも大きな注目を集めたが、韓國(guó)の業(yè)界では印稅前払い金だけで30億ウォン（約3億円）に上るとの話も出ていた。

インターパーク図書(shū)の関係者は『騎士団長(zhǎng)殺し』について、「予約販売開(kāi)始後に一気にベストセラー1位を記録するなど、春樹(shù)パワーを立証した。前作以上のスピードで売れている。一般的に休暇シーズンの7?8月に小説販売量が増加するため、今後長(zhǎng)期間にわたって首位を維持するものとみられる」と話した。

しかしこれについて、韓國(guó)のネットユーザーからは「大したことない。なんでここまで大騒ぎするの？」「何冊(cè)か読んでみたけど、なんだか汚い日本文化が本の中にある気がして読まなくなった」「『海辺のカフカ』まで読んでそれ以降はやめた。精神世界がおかしくなった気がする。それとも自分のレベルが低いのかな？」とアンチコメントが多く寄せられている。

また、「ベストセラーというのはうわさが作っているだけでは？」「記事になれば人気。國(guó)會(huì)議員が言及すれば人気、コメントが多ければ人気。人が押し寄せればいい作品なの？」「だまされないで！出版社と大型書(shū)店が金もうけのためにやってること」など人気には懐疑的な聲も。

中には「反対に、日本で韓國(guó)人作家がブームを巻き起こしたら日本は何としても阻止するだろう。蕓術(shù)は蕓術(shù)にすぎないのに、日本人はそこに政治的、理念的意味を付與する」と立場(chǎng)を変えて分析するユーザーや、韓國(guó)人について「韓國(guó)人、ウケるね。國(guó)內(nèi)の書(shū)店のベストセラーの大半は日本人の作品。日本に旅行する韓國(guó)人は訪韓日本人の8倍。サッカーなどスポーツでは愛(ài)國(guó)が口癖なのに、外貨流出や精神を支配する図書(shū)には誰(shuí)も何も言わない」と皮肉るユーザーもいた。（翻訳?編集/松村）