2017年10月24日、韓國?ニューシスによると、日韓慰安婦合意の無効を主張し、日本大使館でデモを行ったとして起訴された韓國の大學(xué)生キム?セムさんに対し、2審でも懲役刑が求刑された。

24日にソウル中央地裁で開かれたキムさんら大學(xué)生3人に対する控訴審の初公判で、検察は懲役1年6カ月を求刑した。検察は「罰金200萬ウォン（約20萬円）を宣告した原審は不當(dāng)」とし、「原審を破棄し、原審で求刑した懲役1年6カ月を宣告してほしい」と主張した。

一方、キムさん側(cè)の弁護(hù)人は「キムさんがデモを行ったのは禁止された場所ではないため、共同住居侵入罪の適用は望ましくない。また、キムさんが申告せずにデモを主催した事実もないため、集會?デモ法違反の罪にも問えない」と反論。その上で「キムさんは元慰安婦のおばあさんの代わりに聲を上げ、変化をもたらした勇敢な市民」とし、「おばあさんらの過去に胸を痛めた學(xué)生にできることは、韓國社會に聲を発することだけだ」と主張した。キムさんは最終陳述で「行動の正當(dāng)性を考慮し、無罪を宣告してほしい」と訴えた。

元慰安婦を支援する大學(xué)生団體「平和の蝶」の代表を務(wù)めるキムさんは2015年、會員らと共にソウルの日本大使館の建物に侵入し、「売國合意を破棄せよ」などと叫びながら約1時間にわたって占拠した容疑で起訴された。

1審は「キムさんの公訴事実を全て有罪と判斷する」としながらも、「日韓合意に対する論爭が続いている狀況で、個人的利益のための行動ではなく不當(dāng)性を知らせるためだった點(diǎn)、暴力行為がなかった點(diǎn)などを考慮した」として罰金200萬ウォンを宣告した。

これについて、韓國のネットユーザーからは「信じられない。検察改革が必要だ」「國が正常な狀態(tài)に戻るにはまだ時間がかかりそう」「200萬の罰金でも許せないのに。無罪が妥當(dāng)！」「正義が死んでいく。裁判所の正義とは何だ？」「賞を與えるべき人たちに懲役刑を？」「慰安婦合意は弾劾された樸槿恵（パク?クネ前大統(tǒng)領(lǐng)）の作品だよ？」「ここは日本？」など検察の求刑に不満を示す聲が寄せられている。

その他「文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)になっても何も変わらない。だまされた気分だ」「誰が大統(tǒng)領(lǐng)でも一緒。ここはヘル朝鮮」など文大統(tǒng)領(lǐng)に対する失望の聲も。

一方で「気持ちは分かるけど、どんな時でも法律は守るべき」「感情に流されてはならない。大學(xué)生ならやって良いことと悪いことの區(qū)別ができるはず」と冷靜な意見もみられた。（翻訳?編集/堂本）