2008年8月28日、中國農(nóng)業(yè)部の孫政才（スン?ジョンツァイ）部長は全國人民代表大會常務(wù)委員會で、ここ數(shù)年農(nóng)民の収入増が著しいものの、都市住民との収入格差は広がり続けており、07年は過去30年間で最大となったことを明らかにした?！钢袊嗄陥蟆工瑏护à?。

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2007年の農(nóng)民1人當たりの純収入は前年比9．5％増加し、1985年以來最高となった。しかし一方で、都市との収入比は3．33対1、金額の差は9646元（約14萬4700円）となり、1978年の改革開放政策の開始以來、格差が最大に広がった1年でもあった。

収入差拡大の原因には、農(nóng)民の収入の基礎(chǔ)ベースが低いこと、および農(nóng)民の収入増の速度よりも國民経済の成長速度と都市住民の収入増の速度が速いこと、などが挙げられている。

一方、好調(diào)な収入狀況にも陰りが見え始めてきている。今年に入り鉄鋼業(yè)界などでは體力のない企業(yè)の淘汰が進んでいる。また、エネルギーや原材料の値上がり、人民元高などがコスト増の原因となり、東部沿海地區(qū)の輸出企業(yè)では生産規(guī)模の縮小に追い込まれている所も多く、出稼ぎ農(nóng)民の就業(yè)機會が減ってきている。政府の調(diào)査によると、上半期の全國の出稼ぎ労働力人口は前年同期比5．8％増だが、伸び率は同2．3ポイント縮小しているという。

こうした現(xiàn)狀を踏まえ、孫部長は「農(nóng)民の増収に関し、不確定要素が増えて來ている」と収入増維持が難しくなりつつあるとの見解を示した。（翻訳?編集/HA）