2009年1月29日、福建省南平市武夷山に、亡き妻が安置されている葬儀場(chǎng)に毎晩通い続けている夫がいるという。同省の地元紙?東南新聞（電子版）が伝えた。

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江（ジアン）さんの妻（27）が亡くなったのは舊暦大みそかの前日、1月24日のこと。江さん夫婦は、福建省福州市でベビー用品専門店をチェーン展開。舊正月を故郷の武夷山で迎えるため、事故當(dāng)日まで仕事に忙殺されながらも帰省の都合を付け、汽車のチケットを手配した。

江さんは、今回の帰省を利用して、亡くなった母方の祖母の野辺送りに參列したいと考えていた。そのため、武夷山駅に到著するとひとり火葬場(chǎng)へ向かい、妻には実兄宅で少しの間待ってもらうことにした。

事故當(dāng)時(shí)、実兄宅に居たのは江さんの甥と妻だけだったという。甥（11）は、「おばさんは、お風(fēng)呂に入ると言っていた。しばらくしてから、助けを呼ぶ聲が聞こえたので、浴室のドアを蹴破ると、おばさんが意識(shí)不明で倒れていた」と証言している。通報(bào)を受けて醫(yī)師が駆け付けたが、まもなく死亡が確認(rèn)された。検死の結(jié)果、右手の親指と人差し指の間、右太ももから股にかけて電流斑が見付かっていることから、地元警察は給湯器の漏電が死因とみて調(diào)べを進(jìn)めている。

29日、同紙は江さんを取材?！冈醿x場(chǎng)は冷たくて、寂しいだろうから」と、事故當(dāng)日から毎晩亡き妻に寄り添っていることを明かした。江さんはこの事故を教訓(xùn)に、「お湯を沸かした後は、給湯器のコンセントを抜くことが大事」と注意を呼びかけている。（翻訳?編集/SN）