2011年1月18日、米誌タイム（電子版）は「中國(guó)の全く異なる2つの顔＝強(qiáng)硬さと友好」と題した記事を掲載した。21日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

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胡錦濤（フー?ジンタオ）中國(guó)國(guó)家主席の訪米を、米國(guó)側(cè)は多くの具體的問(wèn)題を解決するチャンスにしたいと考えていた。一方、中國(guó)側(cè)は首脳會(huì)談の意義をむしろシンボル的なものととらえており、長(zhǎng)年の懸案の解決には否定的な姿勢(shì)。こうして訪米をとりまく友好的な雰囲気はまたたく間に失われていった。

「中國(guó)は世界を見ている。世界に中國(guó)を広めたい」とは、ある中國(guó)外交官の発言。自國(guó)の魅力を伝えたいという中國(guó)の姿勢(shì)は多くの人に深い印象を殘した。こうした友好的な顔を持つ一方、南シナ海問(wèn)題や尖閣諸島問(wèn)題で中國(guó)は絶対に譲歩しない、あくまで強(qiáng)硬姿勢(shì)を貫く顔をも持っている。

この二つの顔をどう理解するべきか？カギは誰(shuí)が発言したかにある。かつて中國(guó)の聲は一つだったが、今や政治的決定者は単一ではない。特に外交分野においては。外交部のみならず、商務(wù)部や國(guó)家安全部、財(cái)政部、そして國(guó)家発展改革委員會(huì)など異なる利益主體が外交政策に口を出している。そればかりか國(guó)有企業(yè)や地方政府もまたその中に加わっている。

ストックホルム國(guó)際平和研究所は昨年発表したリポートで、「中國(guó)外交政策の権力はすでに分散化している。外國(guó)人はある決定がもたらす利益が、どのような機(jī)関と関連しているか、見極めなければならない」と指摘した。

一つの例として、中國(guó)の深海潛水艇が昨年、南シナ海海底に到達(dá)した時(shí)のことが挙げられる。中國(guó)英字紙は深海潛水艇開発という科學(xué)的成果として報(bào)道したが、一方で中國(guó)語(yǔ)メディアは潛水艇が海底に立てた中國(guó)國(guó)旗に注目した。中國(guó)外交を見る時(shí)、あらゆる事件について2つの顔があるべきだと理解しなければならない。（翻訳?編集/KT）