<コラム>「日本が敵」の抗日ドラマ、トンデモ作品激減もゼロにならない理由

巖田宇伯    2018年8月5日(日) 14時40分

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2011年ごろから2014年あたりにかけ、日中両國で話題になったトンデモ抗日ドラマ?,F(xiàn)在の抗日ドラマ事情はいったいどうなっているのか?そのあたりを中國の動畫サイトの事情を交え、軽くレポートしたいと思う。寫真は『超自然事件之墜龍事件』。

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2011年ごろから2014年あたりにかけ、「日本兵を素手で引き裂く」とか「手りゅう弾で飛行機を撃墜」など、日中両國で話題になったトンデモ抗日ドラマ。黃金期ともいえる全盛期から數(shù)年経過したが、現(xiàn)在の抗日ドラマ事情はいったいどうなっているのか?そのあたりを中國の動畫サイトの事情を交え、軽くレポートしたいと思う。

その他の寫真

2011年あたりは日中間で政治的にいい関係とは言えず、各地の反日デモが報じられたので記憶にある人も多いだろう。その結(jié)果、TVドラマの制作作品數(shù)のうち3割近くが抗日ドラマという狀況が生まれた。

政治的にそういった狀況なうえ、視聴率も狙える、審査も通りやすいという副産物のおかげで従來のまじめな抗日作品とともにトンデモ作品も數(shù)多く制作された。この辺はかつて「アタリ?ショック」といわれるアメリカのゲーム機メーカー、アタリ社が失速の原因となったクソゲー亂発と似た狀況といえよう。また検閲が通りやすいのを逆手に取り、自分たちの作りたいものを作るというクリエーターにとってはある意味よい環(huán)境でもあったかもしれない。

【近年の制作數(shù)変化】

真面目な戦爭ドラマからトンデモ作品まで、日本が敵となっている日中戦爭を題材とした抗日ドラマの作品數(shù)を追ってみたい。

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