経済効果6600億円のくまモンはどうやって生まれたか―中國(guó)紙

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版    2019年9月20日(金) 19時(shí)40分

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熊本県の営業(yè)部長(zhǎng)としあわせ部長(zhǎng)を兼務(wù)するくまモンは、かわいい見(jiàn)た目と愛(ài)らしい仕草で日本で非常に人気がある。

水野さんはデザインの過(guò)程を振り返って、「熊本県は県名に『熊』の字があり、代表的建築物の熊本城の主體建築物は黒い色をしている。そこでキャラクターの外観は『黒熊』に決まった。また熊本県の位置する九州地方は、頑丈な體の男性が多いことでよく知られており、火山もよく噴火するので、くまモンの見(jiàn)た目は大きくて強(qiáng)そうにし、真っ赤なほっぺたにかわいらしさを殘した。くまモンのママというのには別の意味もあって、『生んだ』後は、熊本県の人々やファンのみなさんにかわいがってもらってだんだん成長(zhǎng)し、ついに故郷を離れて、どんどん遠(yuǎn)くへ出かけていくのを母のように見(jiàn)守っている」と話した。

▽中國(guó)からの依頼

くまモンは大きな成功を収め、水野さんの海外での知名度も急速に上昇し、ほぼ毎日、世界のどこかの會(huì)社からデザイン依頼が舞い込むという。その中にはもちろん、中國(guó)の會(huì)社からの依頼もある。レストラン、不動(dòng)産、エンターテインメントなどさまざまなジャンルの會(huì)社で、その多くがくまモンのように人気のあるキャラクターをデザインしてもらい、認(rèn)知度を上げ、製品の売り上げにつなげたいとしている。

水野さんはいつも「依頼を斷る」といい、「こういった目的だけでデザインしても面白くない。キャラクターのデザインはそれほど難しいことではないが、育てるには成長(zhǎng)をはぐくむ土壌が必要になる。これは依頼を受けるときに検討する重要な要因だ。さきにくまモン人気の3要素に関連して述べたように、自分はくまモンを『生んだ』だけだ」と説明した。

水野さんはこれまで二十?dāng)?shù)年にわたり、いろいろな會(huì)社と関わってきた。そこから導(dǎo)かれた理論は、「世界には3種類(lèi)の會(huì)社しかない。もうけることだけ考える會(huì)社。人類(lèi)に幸福をもたらそうとする會(huì)社。人類(lèi)に幸福をもたらすと同時(shí)にもうけようとする會(huì)社の3種類(lèi)」というものだ。水野さんは2つ目の3つ目との協(xié)力しか考えておらず、稼ぐためだけに依頼を受けることはしないという。

水野さんは、質(zhì)がよく値段も手頃な衣類(lèi)をより多くの人に著てほしいと願(yuàn)うユニクロのような企業(yè)が好きだという。アリババも人々の生活スタイルを変えたと高く評(píng)価する。水野さんの哲學(xué)では、全ての行動(dòng)の基礎(chǔ)は「大義」であり、「大義」のある企業(yè)と協(xié)力したいという。

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