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これまでもたびたび話題になってきた中國ドラマの邦題だが、新ドラマ「明蘭~才媛の春~」について新たに、「確かに的を得ているけれど…」と中國版ツイッターではユーザーが困惑と驚きの聲を寄せている。
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オーバーな表現(xiàn)が「中二病すぎる」などと、日本で放送される中國ドラマの邦題がこれまでもたびたび話題になってきたが、今月スタートする新ドラマ「明蘭~才媛の春~」について新たに、「確かに的を得ているけれど…」と中國版ツイッターではユーザーが困惑と驚きの聲を寄せている。
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そのスケールの大きさ、ストーリーの面白さ、キャストの顔面偏差値の高さで、近年は日本でも“華流”ドラマにはまる人が急増。多くの作品が日本でテレビ放送されるようになったが、その際の邦題が「オーバーすぎる」「中二病すぎる」と、これまで中國のネット上ではたびたび大きな話題に。昨年、中國で大ヒットした2つの宮廷ドラマのうち、「如懿伝」は邦題が「如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~」、「延禧攻略」は「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」と名付けられているが、日本のサブタイトル好き、さらに「宿命」「誓い」「運命」といった言葉が必ずつけられることも注目されている。
そんな中で、今月スタートする「明蘭~才媛の春~」が、日本語タイトルのウォッチャーたちに新たな話題を提供している。中國の人気女優(yōu)チャオ?リーイン(趙麗穎)が主演し、宋代を舞臺に、母を失った名家の側(cè)室の娘?明蘭(めいらん)が知恵と才覚で困難を乗り越えてゆく姿を描くこの作品。中國でのタイトルは「知否?知否?應(yīng)是緑肥紅痩」といい、宋の女流詩人?李清照(り?せいしょう)の詩の一節(jié)から取られている。
「知否」は「知っていますか?」、「應(yīng)是緑肥紅痩」は「きっと緑の葉は茂り、花は散ったことだろう」の意味となるこのタイトルは、ヒロインの成長とともに、季節(jié)は世のあらゆる出來事をよそに、時季が來れば移っていくことを表現(xiàn)していると思われる。
この格調(diào)高いタイトルが「明蘭~才媛の春~」となったことで、中國版ツイッター上では再び、「日本語タイトルの破壊力がすごい」と話題に。「確かに的を得ているけれど…」「あまりに直接で亂暴すぎる」と困惑する人や、「あの美しいタイトルも含めての良作なのに」と惜しむ聲も多く上がっている。(Mathilda)
巖田宇伯
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