2013年8月10日、中國(guó)でも大ヒット中の米SF映畫「パシフィック?リム」のギレルモ?デル?トロ監(jiān)督が、出番が少ない中國(guó)製ロボットに不満を覚える中國(guó)の観客にメッセージを送っている。大手ポータルサイトの捜狐網(wǎng)（SOHU）が伝えた。

ギレルモ?デル?トロ監(jiān)督のSF映畫「パシフィック?リム」は、中國(guó)で先月31日に封切られ、10日間で興行成績(jī)は4億元（約63億円）を突破。今年、中國(guó)で公開された海外作品の中では、最も早いスピードで數(shù)字を伸ばしている。同作では、米國(guó)?ロシア?オーストラリア?日本?中國(guó)の5カ國(guó)による環(huán)太平洋防衛(wèi)軍が開発した巨大ロボット「イェーガー」が登場(chǎng)。太平洋の海底から出現(xiàn)した巨大生物「カイジュウ」（KAIJU）とバトルを繰り広げる。

大ヒット中ながら、観客が唯一不満を訴えるのが、中國(guó)製ロボット「クリムゾン?タイフーン」の弱さ。5體のイェーガーのうち、メーンとなるのは米國(guó)と日本で、「クリムゾン?タイフーン」はあっという間に倒され畫面から消失する。この不満に対し、ギレルモ?デル?トロ監(jiān)督が自らコメント?！钢袊?guó)の皆さんには申し訳なく思っている。本當(dāng)はバトルシーンを用意したかったが、予算の都合で実現(xiàn)しなかった。もし予算が許すなら、うちの娘たちが最も気に入っているイェーガーなので、もっと目立たせたかった」と語っている。

「クリムゾン?タイフーン」を操縦するマッチョな3兄弟も、映畫をきっかけに注目されている。彼らは本物の3つ子で、名前は劉智福（ランス?リウ）、劉智満（マーク?リウ）、劉智堂（チャールズ?リウ）。中華系とベトナムのハーフで、カナダで生まれ育った現(xiàn)役の大學(xué)生。3人で起業(yè)し、スポーツアイテムの販売店も経営している。高校時(shí)代からモデル活動(dòng)をしていたのがきっかけで、「パシフィック?リム」のキャストに抜擢された。3人はまったく中國(guó)語ができないため、わずかひと言のセリフのために2カ月かけて中國(guó)語を?qū)Wんだという。（翻訳?編集/Mathilda）