【その他の寫真】

二つ目の理由として、私の父と妻ががんになったことが挙げられます。ですから、私はがんの早期発見の重要性を身に染みて分かっています。早期発見と早期治療によって、患者の苦痛を取り除き家族の負(fù)擔(dān)を軽減することができます。私の経験からもそうですし、社會(huì)全體の認(rèn)識(shí)もそうではないでしょうか。健康保険料が上がり続けているのはなぜなのか。それは、醫(yī)療費(fèi)が増え続けているからです。がんの早期発見によって、多くの社會(huì)的資源を節(jié)約することができます。

私は実業(yè)家として、また企業(yè)経営者として、この分野に投資すべきであると考えました。私が重視しているのは経済的利益ではなく社會(huì)的利益です。

▼將來(lái)はAIチップで、がんのスクリーニングが可能

――「がん探知犬」の今後の展望について聞かせていただけますか。

李爽：もちろんです。私は一中國(guó)人として、「がん探知犬」育成事業(yè)に參畫し、日本の先進(jìn)醫(yī)療に攜わる方々に受け入れていただき、ともに働けることをとても光栄に思います。この事業(yè)は國(guó)籍を超えて人類社會(huì)全體に幸福をもたらします。

「がん探知犬」育成事業(yè)への投資は、最初の一歩に過(guò)ぎません。今後我々は、「がん探知犬」が特定した様々ながん臭を利用して、センサーを研究開発したいと思っています。將來(lái)はAIチップでがんのスクリーニングが可能になるでしょう。

＜取材後記＞

健康大國(guó)、高齢大國(guó)を探求する日中両國(guó)にあって、「がん探知犬」の存在は大きな可能性を示している。この事業(yè)によって、我々の健康壽命が延び、安心と幸福感が増すことに期待したい。「がん探知犬」育成事業(yè)に身を投じる佐藤先生と李爽先生に感謝を捧げたい。（提供/人民日?qǐng)?bào)海外版日本月刊）