日本を旅行で訪れた韓國(guó)人観光客が「わさびテロ」に遭遇したとの報(bào)道が、中國(guó)でも報(bào)じられているが、中國(guó)のネットユーザーからは意外とも思える反応が出ている。

中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は9日、朝鮮日?qǐng)?bào)、東亜日?qǐng)?bào)など複數(shù)の韓國(guó)メディアの報(bào)道としてこの「わさびテロ」について報(bào)じた。それによると、韓國(guó)人のAさんは4日、福岡県內(nèi)のすし店を訪れ、30分ほど並んだ後に入店。たくさん注文したが、徐々にわさびの量に違和感を覚えるようになったという。

飲み込めないほどの辛さを感じ、さすがにおかしいと思ったAさんがネタをめくってみると、シャリの上には「スプーン1杯ほど」のわさびが乗っていたといい、Aさんは「それまで食べていたすしとはまるで違った。本當(dāng)にたくさん乗っていて、家族みんなが驚いた」と説明。Aさんが掲示板に投稿した寫真には、大量のわさびが乗ったシャリが寫っており、東亜日?qǐng)?bào)などは「一見して適正な量を超えていることが分かる」と報(bào)じている。

Aさんは當(dāng)初、店員のミスで大量のわさびを乗せてしまったのだろうと考えたものの、クレームを付けた後の板前の表情から「わざとだと感じた」という。日本語(yǔ)があまり上手ではなかったことから、それ以上追及することはしなかったそうだ。

この投稿は韓國(guó)のネット上で大きな反響を呼び、店への非難が殺到。評(píng)価サイトなどでは低評(píng)価が相次ぎ、5點(diǎn)満點(diǎn)中1點(diǎn)臺(tái)に急落した。一方、店側(cè)は低評(píng)価のコメントに返信する形で「そのような調(diào)理はありえません。もしかすると（客による）イタズラも考えられます」としている。韓國(guó)メディアは、過去にも東京や大阪のすし店で韓國(guó)人客が大量のわさびが入ったすしを出される「わさびテロ」が起きていると報(bào)じた。

一方、中國(guó)のネットユーザーからは「（寫真を見て）確かにこれはちょっとやりすぎ」「多すぎだよ。致死量だ」「もし本當(dāng)だとしたら、職業(yè)道徳に悖る行為だ」「何かの腹いせだとしても民族的な差別をする必要はないだろうに」など店側(cè)を批判する聲はあるものの少數(shù)で、「わさびだってコストがかかる。板前はどの注文が外國(guó)人のテーブルに行くとか気にしていない。そんなに暇じゃない」「韓國(guó)人客が自分でわさびを大量に入れて、店に盛られたと言っているんじゃないの？」「韓國(guó)人こそが、こういう小細(xì)工が一番好き。世界でも有名なほど」「韓國(guó)人はすぐに騒ぎ立てるからな」といった聲が多く寄せられ、共感を集めている。

また、「韓國(guó)人相手なら、よくやったとしか言えない」「韓國(guó)人がうるさすぎたからじゃないのか？日本の板前がたまらず（わさびで）注意喚起したんだよ。韓國(guó)人は公共の場(chǎng)所で騒ぐから」「私はわさび多めが好きだけど」「なんか、日本人の韓國(guó)人に対する態(tài)度が徐々に理解できるようになってきた」「経緯がはっきりするまでは、とりあえず日本の側(cè)に立つよ」といった聲もあり、政治的な話題では韓國(guó)の肩を持つことが多い中國(guó)のユーザーとしては意外とも思えるコメントが並んでいる。（翻訳?編集/北田）