中國(guó)國(guó)営の中央テレビ（CCTV）は24日、日本のラーメンの具材として欠かせないメンマについて「中國(guó)からの輸入頼み」だと報(bào)じた。

CCTVは「日本は中國(guó)のタケノコの最大の輸出國(guó)であり、市場(chǎng)で最も出回っているのは中國(guó)南方地域のメンマやタケノコの水煮などの加工品だ」とし、「ラーメンは日本で多くの人に愛されるグルメであり、伝統(tǒng)的な日本式ラーメンにはメンマがトッピングされている」と紹介した。

その上で、東京?池袋のラーメン店では使用されているメンマのすべてが中國(guó)産で、1日5キロは消費(fèi)しているとし、同店の店主が「多くのラーメンがメンマを付け合わせとして使っていますし、一部のお客さんはつまみとして注文されます」と語ったことを紹介。「メンマにはセルロース含有量の多い麻竹（マチク）と呼ばれるタケノコが使用されるが、日本ではほとんど育たず、中國(guó)からの輸入に頼っている」とした。

また、タケノコの輸入業(yè)を営む日本企業(yè)の擔(dān)當(dāng)者の話として「日本でタケノコは基本的に4月と12月にしか販売されず、普段出回っているのはほとんどが中國(guó)産だ」と説明。同企業(yè)は浙江省産のタケノコを週1回の頻度で輸入しており、メンマや水煮などさまざまな形のものを大手スーパーに卸し、売上高は年10％の成長(zhǎng)が続いていると紹介し、日本ではここ數(shù)年「ガチ中華」という言葉がはやるなど中國(guó)料理が注目を集めており、炒め物に適した千切りなど、タケノコ製品の需要が増しているとも伝えた。

CCTVは「日本は年間約20萬トンのタケノコを消費(fèi)しているが、その8割近くを中國(guó)からの輸入に頼っている」と指摘。業(yè)界関係者から「日本では手入れがされていない竹林が増えている上、人手不足も手伝い、タケノコの生産量がさらに落ち込む見通し。今後も中國(guó)産タケノコの（日本への）輸出は増え続けるだろう」との聲が上がっていると伝えた。（翻訳?編集/北田）