2014年12月19日、海外で「中國料理店」というと、これまでは「安い」、「庶民的」、ひいては「不衛(wèi)生」というイメージが強(qiáng)かった。しかし、時(shí)代が変わり、今は高級(jí)志向を行く「中國料理店」も増加している。

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歐州の華字紙?歐洲時(shí)報(bào)によると、北京の料理店?レイカサイがこのほど、高級(jí)なイメージ戦略でフランス?パリにあるエリゼ宮殿近くに出店した。同店で中國の宮廷料理を提供するために、著名なデザイナーに店のデザインを頼んだり、食材選びに1年かけたり、さらに、コックも中國から一流のコックを招聘するなど、準(zhǔn)備に5年の月日をかけた。その努力の目的はただ一つ、「中國料理のイメージアップ」だという。

スリランカ最大の都市コロンボにもオープンして5年になる中國料理店「陽光花園酒樓」があり、獨(dú)特の風(fēng)味が自慢の淮揚(yáng)料理や庶民派が売りの四川料理を提供。內(nèi)裝も上品で、最高のサービスを提供し、大人気となっている。本場の味の中國料理を、暖かい日差しが入る店內(nèi)で、上品な音楽を聞きながら、友人と共に食べる。そんな食事は、ぜいたくな時(shí)間ではないだろうか？

これら高級(jí)志向の中國料理店は歐米人の味覚に合わせながらも本場の中國料理を提供し、現(xiàn)地で好評(píng)を博している。2010年、カナダでオープンした中國料理店「寶貝小館」では、昔の上海の雰囲気漂うアンティークな內(nèi)裝が施された店內(nèi)には西洋風(fēng)のカウンターもあり、そこで伝統(tǒng)的な中國料理を楽しむことができ、人気となっている。同店はカナダの人気レストラン50傑にもランク入りした。

一方、これら高級(jí)志向の中國料理店にどれほどの需要があるのかというのが業(yè)界関係者の注目の的であり、心配の種でもある。しかし、心配無用。多くの高級(jí)中國料理店がすでに何十年も人気を保っている。

ニューヨークで四川料理と湖南料理を提供している「順利園」は、高級(jí)中國料理店として名を馳せ、オープンしてから約40年、常に人気を保ってきた。米國の飲食業(yè)界が不調(diào)の時(shí)期も、同店だけはいつも大勢の客でにぎわい、メディアの取材も絶えない。また、カナダ?バンクーバーで江蘇料理と浙江料理を提供している「福聯(lián)」もオープンして20年以上になり、常に客で満員。多くの現(xiàn)地人をやみつきにさせている。高級(jí)志向の中國料理店で、海外の人々は料理だけでなく、その上品な雰囲気をも楽しんでいる。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KN?編集/TF）