平日の午後、そして夕刻の時(shí)間帯でも多くの訪日客であふれる秋葉原や銀座界隈はまさに異國(guó)の地を見(jiàn)ているようだ。彼らの國(guó)籍もますます多様化。そして観光客ばかりでなく、付近に駐車している貸切バスやワゴン車のナンバープレートを見(jiàn)る限り、山梨、靜岡、千葉、大阪からやってきた車だとわかる（ただ、実際は関西?中京県內(nèi)のナンバーであっても東京郊外の車庫(kù)から配車されている場(chǎng)合も多い。

車に乗っているお客様も歐米をはじめアジア國(guó)籍の人も多く、著ている服裝もさまざまで飛び交う言葉も異なっている。このような狀況だと確かに8カ國(guó)語(yǔ)とかの自動(dòng)翻訳機(jī)等の手軽なレンタル機(jī)器が急増しているのも理解できる。

この自動(dòng)翻訳機(jī)の利用増とも大いに関連してくるが、お客様を案內(nèi)するガイドさんの問(wèn)題で今、再び新たな議論が沸騰している。先般の閣議決定で「資格がなくても有償ガイドとして案內(nèi)が可能となる」ことになったからだ。

確かに、銀座の中央通りを眺めてみると、現(xiàn)在でもバスから降りてくる「ガイド」さんも外見(jiàn)をみると特徴がある。Gパン、スニーカーにTシャツ姿で色彩豊かな旗を持って誘導(dǎo)?案內(nèi)している人もいれば、スーツに革靴と黒かばんを抱えて汗だくになって大聲をあげて団體を引率している「ガイド」さんもいる。いや、ガイドさんでなくて本國(guó)からやってきた添乗員さんの場(chǎng)合もある（ということは…この団體はガイドなしのグループだったのだろうか？）。

今回の決定に至った経緯にはさまざまなことが考えられるが、通訳ガイドに関する規(guī)制緩和の一環(huán)でもあり、今後の訪日客が急増した場(chǎng)合の対応（全般的なガイド不足問(wèn)題や、今後も大きく期待される訪日客の地方への広がり）に向けた法改正だということだが、業(yè)界內(nèi)そして関係機(jī)関、すでに資格を持つ通訳ガイドはもちろん、一般の方々からも疑問(wèn)の聲は當(dāng)然多くなってくるだろうと危懼される。