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中國(guó)では古代から、孔子の儒教の思想に基づいて、「君臣有義」という伝統(tǒng)的倫理観を元に上司と部下との関係が定められてきた。組織に忠誠(chéng)を盡くすというよりも、リーダーとの個(gè)人的関わりのほうに一體感を覚えやすい。資料寫(xiě)真。
2つ目は、部下の成長(zhǎng)過(guò)程で避けては通れない失敗のチャンスを與えることである。これも、今の日本會(huì)社では最も欠けている組織風(fēng)土であろう。組織イノベーションや思い切った改革は、ますます厳しい競(jìng)爭(zhēng)にさらされる中國(guó)市場(chǎng)に置かれた日系企業(yè)にとって、勝敗を分ける境目となっている。中國(guó)から撤退した企業(yè)の多くは、そのような社員が育っていないため、それが退場(chǎng)という運(yùn)命にたどり著いた一因にもなっている。
僕は、大連を訪問(wèn)した際、ある日系企業(yè)の女性管理者に出會(huì)った。彼女は最初、日本企業(yè)に4年間勤め、上司の信頼を得て課長(zhǎng)に昇進(jìn)するチャンスを手に入れた途端、突然辭職して米國(guó)系企業(yè)に転職した。ようやく米國(guó)企業(yè)で実績(jī)を積み上げた時(shí)期に、またも別の日系企業(yè)に戻ってきた。40代になろうという時(shí)期に、安定を求めて日本企業(yè)に復(fù)帰してきたのは理解できるが、なぜ昇進(jìn)の軌道に乗った當(dāng)初、元の日系を辭めたのか彼女に訊いてみた。すると、彼女はきっぱりと言葉を返してきた。
「それは、失敗のチャンスを與えてくれなかったからです」。さらに、話を続けた。「日本企業(yè)の上司は、部下が失敗しそうな狀況を察知した途端、必ず足を引っ張ってきます。まるで子どもが川に近づこうとしたときに、すぐ止めさせる親みたいです。しかし、米國(guó)企業(yè)の上司は違います。部下が川に落ちそうなのを見(jiàn)ても見(jiàn)ないふりをする。泳げない様子を確認(rèn)して、はじめて手を差し伸べます。だから、自分が將來(lái)、遠(yuǎn)くまで泳げるように成長(zhǎng)をはかりたいならば、若いうちにどうしてもその失敗のチャンスを逃したくないのです」。この女性は、意外に日本人上司が気づいていない上司の魅力の一つを語(yǔ)っていたかもしれない。(提供/月刊中國(guó)ニュース)
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