日本で頑張る中國(guó)人にインタビュー。來(lái)日のきっかけや日本人との觸れ合いについて、橫浜で和菓子屋を開(kāi)いた熊雪梅（ゆう?せつばい）さんに話(huà)を伺った。

四川省出身の熊さんが和菓子と出會(huì)ったのは12年前の2007年。中國(guó)で働いていた時(shí)、來(lái)社した日本人のお客さんが手土産で持ってきた蕓術(shù)性の高い和菓子「上生菓子」を見(jiàn)て、その美しさに一瞬で心を奪われた。同僚たちからも感嘆の聲が上がり、熊さんは「こんなにも人を感動(dòng)させる和菓子を自分も作ってみたい」と思ったという。

運(yùn)命の出會(huì)いから2年後の2009年春、熊さんは日本に留學(xué)した。まずは橫浜の語(yǔ)學(xué)學(xué)校で日本語(yǔ)を身に付けてから、同市內(nèi)の製菓専門(mén)學(xué)校に入學(xué)し、お菓子づくりを?qū)Wんだ。卒業(yè)後は和菓子事業(yè)を國(guó)際展開(kāi)する會(huì)社に入り、働きながら和菓子づくりに勵(lì)んだ。その後も、日本各地を回って味の研究をしたり、和菓子屋で短期修業(yè)したり、勉強(qiáng)會(huì)に參加したりと武者修行し、腕を磨き続けた。

そして2018年10月1日、ついに念願(yuàn)の自分のお店「菓心 雪梅庵（かしん ゆきうめあん）」を橫浜市鶴見(jiàn)區(qū)にオープンした。「日本でお店を開(kāi)いたのは本場(chǎng)の味がつくりたかったから」と熊さん。「ちょっとしか勉強(qiáng)していないのに中國(guó)でお店を出す方がいますが、それは納得いかなくて。本物は時(shí)間をかける必要がある。日本人が食べても絶賛されるくらいにならないと」と話(huà)した。

お店には熊さんの和菓子づくりの原點(diǎn)となった上生菓子のほか、色とりどりの美しい和菓子が並ぶ。大きな栗がゴロっと入った「栗蒸し羊羹」や季節(jié)のフルーツを丸ごと閉じ込めた「フルーツ大?！工胜伞ⅳ工扦硕啶违榨ˉ螭虺证娜藲萆唐筏庹Q生した。

開(kāi)店までには苦労もたくさんあった?！溉毡兢峭鈬?guó)人初の和菓子屋でしたので、すべてが大変な思いをしました」と當(dāng)時(shí)を振り返る。莫大（ばくだい）な保証金を求められたり、保証人が必要と言われるなど、店舗探しから困難の連続だった。ようやく店舗が決まり、オープンに向けて準(zhǔn)備を進(jìn)めていたが、開(kāi)店1カ月前に投資経営ビザが下りず、「散々だった」という。