<まとめ>幼児のいる家庭で行う新型肺炎対策、中國専門家のアドバイス

Record China    2020年4月6日(月) 13時(shí)4分

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新型コロナウイルスによる感染癥の流行で、多くの中國人は大人も子供も外出もままならない生活を強(qiáng)いられた。そのため、専門家による人々の実際の暮らしを考慮した上でのアドバイスも多く発表された。

南京市実験幼稚園副園長の朱靜晶氏と同園園長の黃菲氏に外出できない子どもとの向き合い方について聞いた。

Q:幼い子と一緒に、1日の生活スケジュールを作るには、どうしたらよいのでしょうか?

幼い子本人を、自らの生活の「主人」にしてください。感染癥流行時(shí)の幼い子の毎日の生活スケジュールの內(nèi)容については、保護(hù)者は子どもと話し合って、子どもに主體性や能動(dòng)性を十分に発揮させつつ、生活スケジュールを子どもと一緒に決めてください。子どもがずっと家にいるということは、貴重な時(shí)間を得たことでもあります。ほごしゃとして幼い子の時(shí)間管理を手伝い、自己コントロールと自律能力が発達(dá)するようにします。そうすれば、子どもは內(nèi)心で「自分は安全だ」という気持ちをより強(qiáng)く持つようになります。具體的には以下の通りです。

1 毎日の活動(dòng)計(jì)畫を一緒に作る

幼い子の具體的な要求に耳を傾け、幼い子の希望を尊重します。保護(hù)者は子どもと平等に話し合うことで子供の合意を得つつ、家庭での1日の生活スケジュールを決めていきます。

2 一緒に生活スケジュール表を作る

保護(hù)者と子どもが相談して決めた、1日の生活スケジュールを絵や表にします?!感“啵ㄗⅲ工胜椁斜Wo(hù)者が(子どもが描いた絵を)切り抜いたり貼り付けるのを手伝えばよいでしょう。「中班」や「大班」の子ならば、子ども自身に絵やマークを描かせて作成してもよいでしょう。

注:「小班」「中班」「大班」は中國の幼稚園における年齢によるクラス分け?!感“唷工蠝?~4歳、「中班」は4~5歳、「大班」は5~6歳。

3 親も子も実行し、互いに監(jiān)督する

生活スケジュール表ができたら、家の中の目立つ場所に貼り、家族全員で互いに監(jiān)督しあい、しっかりと実行します。

Q:子どもに集中力を要する活動(dòng)をさせるのに、毎日、どのぐらいの時(shí)間を割けばよいのでしょう?

子どもに集中力を要する活動(dòng)をさせる目的は、子どもの「意図的集中力」を発達(dá)させるためです。絵描きや工作などの手仕事をさせたり絵本を読ませたりすることは、いずれもよい選択です。しかし、幼児にとって注意力の発展の程度は、大脳の発育の段階によって決まります。保護(hù)者が子どもに集中力を要する活動(dòng)をさせる場合には、年齢や個(gè)性に応じて調(diào)整してください。

1 年齢による注意力の度合いに応じて、活動(dòng)時(shí)間を手配する

一般的に、3~4歳の児童の注意力の継続時(shí)間は4~8分間です。4~5歳ならば8~10分間、5~6歳ならば注意力は10~15分間続きます。保護(hù)者が幼い子の活動(dòng)時(shí)間を手配する場合には科學(xué)的な法則に従うべきであり、子どもの受け入れ能力を超えてしまうことがあってはなりません。

2 幼い子の性格と興味にもとづいて、適切な活動(dòng)を手配する

幼い子はしばしば、自分が興味を持つことに対しては、年齢に応じた水準(zhǔn)よりも長い時(shí)間続けることでき、逆に興味を持たないことの場合には、注意力がすぐになくなってしまいます。保護(hù)者は幼い子の性格上の特徴や興味や具體的な求めを注意深く観察して、臨機(jī)応変に活動(dòng)內(nèi)容を手配します。そして、適度のチャレンジをさせ、興味や探求欲を引き出すことで、子どもがさらに集中して活動(dòng)することを促進(jìn)します。

Q:1日のスケジュールはどのようにしたら、きちんと実施させられるのでしょうか?

保護(hù)者は自らの幼い子を最もよく理解している存在です。なので、子の発展段階と個(gè)性の特徴に基づいて、1日のスケジュールを?qū)g行するよう働きかけます。幼い子が習(xí)慣を養(yǎng)う上で、保護(hù)者は厳格すぎてはいけませんし、自由放任もいけません?!竷?yōu)しく、かつ斷固として」という原則を守ってください。実行については、以下を提案します。

1 保護(hù)者自身が手本になる

保護(hù)者は自分自身がスケジュールに厳しく従って生活し、幼い子の手本となります。家庭生活を規(guī)律正しく運(yùn)営していくことは、幼い子が健全な生物時(shí)計(jì)を形成するための助けになります。

2 記録を毎日つけて評(píng)価する

幼い子のために手作りの「行動(dòng)習(xí)慣育成記録表」を作ります。保護(hù)者も自らの「毎日の生活計(jì)畫表」を記録します。寢る前には家族全員で、記録を確認(rèn)します。直観的に理解できるまとめがあれば、親子が一緒に興味を持つことができます。數(shù)量化することで、幼い子の自己管理の能力を養(yǎng)う助けにもなります。

3 その場で褒める、必要があれば軌道修正

毎晩、記録をつけた際には、子どもが計(jì)畫通りに行動(dòng)してやれば、その場でしっかりと褒めてやります。子どもに、計(jì)畫達(dá)成の充実感を味あわせるのです。もし、計(jì)畫通りに行動(dòng)できていなかったら、子どもと一緒に原因を探り、改善法を提案します。子どもにとって本當(dāng)に難しいならば、一緒に相談して「これならできそう」という解決法を探ってもよいわけです。計(jì)畫を微調(diào)整してもかまいません。子どもには、自分が平等に扱われ尊重されていることを感じさせます。(提供/江蘇鳳凰教育出版社、翻訳?編集/如月隼人

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