7月1日は、林鄭月娥（キャリー?ラム）氏が行政長官に就任する日でもある。同氏はこのところ、民主派などに対するソフトな姿勢(shì)が目立つが、黃氏らは、結(jié)局は中國共産黨にコントロールされており、中國に従うという點(diǎn)で、これまでの長官と違いはないと主張。習(xí)近平政権は今後、香港に対してもっと強(qiáng)硬な姿勢(shì)を示すとの予想だ。

國際的な連攜については、臺(tái)灣や米國、英國、さらに東南アジアでも民主を理解する人々に対する働きかけを進(jìn)めているという。なお、最近の報(bào)道を見ても、米議會(huì)の委員會(huì)が香港問題について公聴會(huì)を?qū)g施したり、臺(tái)灣の立法委員（國會(huì)議員）が香港の民主勢(shì)力を支援する委員連盟を結(jié)成するなどの動(dòng)きがある。黃氏らの動(dòng)きは徐々にではあるが、実績を積み重ねているようだ。

■政治運(yùn)動(dòng)の原點(diǎn)は、「素樸な愛郷心」、中國當(dāng)局の押さえ込みは通用するのか

香港や臺(tái)灣では、若者の政治意識(shí)が極めて強(qiáng)い。その背景には「中國による圧迫」がある。一方で、日本では若者を含め社會(huì)全體の政治に対する関心度は香港や臺(tái)灣に遠(yuǎn)く及ばない。

周氏は日本の若者に対するメッセージとして、「政治は私たちの日常生活に関係があります。日本の學(xué)生も、不正義、不公平が目の前にある時(shí)は聲を上げてください。解決には長い戦いが必要ですが、自分の住んでいる國には責(zé)任があるのです」と述べた。

黃氏は、香港人のアイデンティーについて、まずは「香港人」が何を意味するかが難しいと主張。1997年までは英國の植民地であり、さらにその前は中國の一部だった。さまざまな要素が混じっている。また、香港人の93．6％は華人（中國系住民）だが、その他の民族も6．4％存在する。黃氏は香港の多民族性にも觸れ、「香港を守りたい、香港のためになにかしたいと思うこと。これがアイデンティティーだ」と述べた。

黃、周両氏とも、政治運(yùn)動(dòng)の原點(diǎn)が特定の主義主張や利害にあるのではなく、素樸な愛郷心であることがよく分かる発言をした。極めて純粋な発想と評(píng)価してよいだろう。

考えてみれば、香港では150年あまり続いた英國の植民地時(shí)代、中國の文化大革命中の一時(shí)期に中國共産黨の影響下にあった住民らが起こした暴動(dòng)を除けば、英國支配に対する大きな反抗はなかったと言える。民主はなかったが人々は広い範(fàn)囲に及ぶ自由を謳歌し、自らの生活を向上させることに懸命になった。

香港の中國返還では多くの香港住民が不安を持ったが、「1國2制度」はうまく機(jī)能しているように見えた。特に、2003年に始まった「中國本土?香港経済連攜緊密化取決め（CEPA）」など、中國本土との提攜強(qiáng)化は香港経済に大きな恩恵を與えた。

しかし2010年ごろからは、中國に対する反発が特に目立つようになった。中國當(dāng)局は神経質(zhì)に対応するようになり、「繁栄と安定」をことさらに強(qiáng)調(diào)するようになった。

當(dāng)局が「安定」を求めることは理解できる。しかし安定維持のために「反対意見を力で押さえ込む」という手法が、どこまで通用するのだろうか。まして香港は、言論の自由などが長く認(rèn)められてきた社會(huì)だ。異民族による統(tǒng)治が終了し、自らの統(tǒng)治機(jī)関を有するようになれば民主を求める聲が高まるのも自然な成り行きだ?！袱饯欷悉筏ぁ工人激à小ⅳ饯χ鲝垽工肴摔丐撼訾皮毪瓤激à亭肖胜椁胜??！噶Δ摔瑜氚捕à巫非蟆工à盲撇话捕à丹蚝簸证长趣摔胜椁胜い韦坤恧Δ?/p>

中國政府は香港返還後の20年間で、経済全體を引き上げることでは「合格點(diǎn)」を達(dá)成したが、人心を収攬（しゅうらん）する點(diǎn)では、英國統(tǒng)治時(shí)代ほどにも成功していないとも言える。香港のこのところの狀況を見ると、中國の統(tǒng)治手法には「技術(shù)上の欠點(diǎn)」があるように思えてならない。

■筆者プロフィール：如月隼人

日本では數(shù)學(xué)とその他の科學(xué)分野を勉強(qiáng)したが、何を考えたか北京に留學(xué)して民族音楽理論を?qū)煿?。日本に戻ってからは食べるために編集記者を稼業(yè)とするようになり、ついのめりこむ?！钢袊慰諝荨工蛘i者の皆様に感じていただきたいとの想いで、「爆発」、「それっ」などのシリーズ記事を執(zhí)筆。

■筆者プロフィール：如月隼人

1958年生まれ、東京出身。東京大學(xué)教養(yǎng)學(xué)部基礎(chǔ)科學(xué)科卒。日本では數(shù)學(xué)とその他の科學(xué)分野を勉強(qiáng)し、その後は北京に留學(xué)して民族音楽理論を?qū)煿?。日本に戻ってからは食べるために編集記者を稼業(yè)とするようになり、ついのめりこむ。毎日せっせとインターネットで記事を発表する?！钢袊慰諝荨工蛘i者の皆様に感じていただきたいとの想いで、「爆発」、「それっ」などのシリーズ記事を執(zhí)筆。中國については嫌悪でも惑溺でもなく、「言いたいことを言っておくのが自分にとっても相手にとっても結(jié)局は得」が信條。硬軟取り混ぜて幅広く情報(bào)を発信。

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